CASE STUDY 事例紹介
事例紹介
支援内容:IFRS新基準適用に伴う影響度調査、会計方針策定、トライアル対応、決算実務支援、監査対応等
支援期間:2年間
支援体制:PJCプロジェクトメンバー4名
国内外において幅広く金融事業を展開するグループ企業A社は、海外において積極的にM&Aを手掛け、グローバルに事業を展開してきている。その一方で、各国の規制やビジネス慣行に応じて、そのビジネスモデルは複雑化・多様化してきており、プロジェクトの推進においては、グループ横断的な取組みが求められていた。
そのため、IFRS第9号をはじめとしたIFRS新基準の適用にあたっては、固有の事業モデルおよび各サービス内容を理解しつつ、現地拠点との密なコミュニケーションと丁寧な実務サポートが欠かせなかった。
プライムジャパン・コンサルティングは、金融機関出身者およびIFRSに精通したコンサルタントでプロジェクトチームを編成し、影響度調査を開始した。調査結果を踏まえ、監査法人との折衝を重ねつつ、会計方針を策定した後は、開示スケルトン・連結パッケージの作成およびトライアル対応、本番期での財務諸表作成支援など実務全般を担った。
プロジェクトにおける特に重要な課題は、IFRSに沿った会計方針の策定と個別具体的な会計処理への落とし込み、海外拠点への丁寧な説明と理解の浸透、IFRSに対応した業務プロセスの改善と統制の整備であったが、プライムジャパン・コンサルティングの組織横断的かつ実務的な支援が高く評価された。
IFRSによる決算・開示に必要となる成果物一覧