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【コロナ関連】ASBJ、「会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方(追補)」を公表

プライムジャパン・コンサルティング
会計情報リサーチ

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企業会計基準委員会(ASBJ)は、2020年5月11日、第432回企業会計基準委員会の議事概要として、「会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方(追補)」を公表しました。

 

ASBJは、4月10日に第429回企業会計基準委員会(4月9日開催)の議事概要として、「会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響の考え方」を公表していましたが、その中で以下の考え方を表明しています。

 

 

  • COVID-19の影響に関する一定の仮定は、企業間で異なることになることも想定され、同一条件下の見積りについて、見積もられる金額が異なることもあると考えられる。このような状況においては、どのような仮定を置いて会計上の見積りを行ったかについて、財務諸表の利用者が理解できるような情報を具体的に開示する必要があると考えられ、重要性がある場合は、追加情報としての開示が求められるものと考えられる。

 

本議事概要(追補)は、これまでに公表された2020年3月期の開示情報の内容も踏まえて、あらためて、以下の考え方を示しています。

 

  • 上記の「重要性がある場合」については、当年度に会計上の見積りを行った結果、当年度の財務諸表の金額に対する影響の重要性が乏しい場合であっても、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある場合には、新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定に関する追加情報の開示を行うことが財務諸表の利用者に有用な情報を与えることになると思われ、開示を行うことが強く望まれる。

 

以上

 

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