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バーゼル委員会、「自己資本規制上の引当金の取扱い」を公表


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バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は、2016年10月11日、バーゼルⅢ規制のもとでの引当金の取扱いに関する市中協議書およびディスカッションペーパー「自己資本規制上の引当金の取扱い(Regulatory treatment of accounting provisions)」を公表した。


国際会計基準審議会(IASB)および米国財務会計基準審議会(FASB)は、信用損失の見積りがフォワードルッキングとなるよう、会計上の引当金の計上方法を発生損失モデルから予想信用損失(ECL)モデルへ移行する基準の見直しを行っている。


市中協議書では、当面、標準化された内部格付け手法をベースとした現行の規制上の取扱いを踏襲することを提案している一方、ディスカッションペーパーでは、長期的な視点からECLモデル下での規制上の取扱いに関する施策を提案している。


コメント期限は、2017年1月13日までである。


外部リンク:
BIS Regulatory treatment of accounting provisions published by the Basel Committee