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サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は、2025年11月28日、 2025年11月SSBJハンドブックを公表しました。
SSBJは、2025年3月5日、サステナビリティ開示基準(以下、「SSBJ基準」という)を公表しました。また、SSBJ基準公表後においては、SSBJ基準を利用する際の便宜を考慮して、2025年3月から2025年10月までSSBJハンドブックを毎月公表していました。
今般のSSBJハンドブックは、随時更新が予定されていたSSBJ基準の解説資料として、2025年11月分までのSSBJハンドブックへの追加として公表されたものです。
SSBJハンドブックは、SSBJ事務局が作成し、SSBJの審議を経ずに公表された解説資料です。SSBJ基準を構成しないため、SSBJハンドブックの内容に従わない場合でも、SSBJ基準に準拠している旨を表明することができます。
SSBJハンドブックに含まれる論点は、これまでSSBJに多くの質問が寄せられたものなど、関係者のニーズが高いものから、SSBJ事務局のリソース等を考慮して決定され、実務の進展等により随時更新が予定されています。
2025年11月に公表されたSSBJハンドブックの内容は、次のとおりです。
企業はサステナビリティ関連(気候関連を含む)のリスクおよび機会に関する重要性がある情報ならびに産業固有の情報を開示する際に、「SASB スタンダード」および「産業別ガイダンス」(以下「当該情報源」という)を「参照し、その適用可能性を考慮しなければならない」。一方で、当該情報源を「参照」し、開示トピックや指標が自社の事業や状況に関連性があるかどうかを評価し、「適用可能性を考慮する」ことを求めるものであり、実際に「適用」することまでは要求していないことを説明している。
サステナビリティ(気候)関連のリスクおよび機会のうち、翌年次報告期間において、関連する財務諸表に計上する資産及び負債の帳簿価額に重要性がある影響を与える重大なリスクがあるものについて、定量的および定性的情報の開示が求められている。本資料では、なぜ開示が求められているのか、どのような開示が求められているのかについて、設例を用いた開示例を示している。
スコープ3温室効果ガス排出の測定は一般的に見積りを含み、幅広い活動からのデータ収集が現実的でない場合がある。このため「スコープ3ガイダンス」を参考に、適切なサンプリング手法の選択や計算例を示している。
以上