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【会計情報トピックス】東証、「「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析」を公表


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東証は、2015年9月1日、本年3月末決算企業(早期適用を含む)の「会計基準の選択に関する基本的な考え方」(以下、「基本的な考え方」という)の開示内容について、分析した結果を公表した。


「基本的な考え方」は、IFRS任意適用の拡大促進の観点から、「会計基準の選択に関する基本的な考え方について、投資家に説明するよう東京証券取引所から促すこととする」(「『日本再興戦略』改訂2014」)とされていたのを受けて、2015年3月末に係る決算短信から開示が要請されていたものである(参考:解説コラム「コーポレートガバナンス改革の開示に及ぼす影響」(2015年3月31日))


分析結果によると、「基本的な考え方」においてIFRSの適用を予定している旨を記載した会社は21社である。すでに適用済みの会社(68社)および適用を機関決定したことを開示している会社(23社)と合わせると112社となり、東証の時価総額(2015年6月末)に占める割合は24%となっている。



外部リンク:「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について≪2015年3月決算会社≫