IASB、IFRS 第16号に関する修正案「セール・アンド・リースバック取引におけるリース負債」を公表

プライムジャパン・コンサルティング
会計情報リサーチ

2020/12/11

国際会計基準審議会（IASB）は、2020年11月27日、IFRS 第16号に関する修正案「セール・アンド・リースバック取引におけるリース負債」（以下、「本修正案」という）を公表しました。

本修正案は、資産の譲渡が売却として会計処理されるセール・アンド・リースバック取引に適用され、特にリースバックの一部または全部が変動リース料である場合における、使用権資産およびリース負債の初度測定ならびにリース負債の事後測定の取り扱いを定めています。

コメント期限は2021年3月29日です。

本修正案は、以下の内容を含むものです。

使用権資産の当初測定にあたっては、売手である借手は、IFRS第16号で定められている割引率により割引いた予想リース料の現在価値と売却した資産の公正価値とを比較して決定する。
セール・アンド・リースバック取引において発生するリース負債について、売手である借手がどのように事後測定するかを定める。

なお、本修正案は、セール・アンド・リースバック取引で生じるもの以外のリースの会計処理を変更するものではありません。

詳細は、IASBウェブサイトをご覧ください。

以上

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代表取締役社長　菊川　真

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